有り得ない「返り点」について。 - 返り点に対する「括弧」の用法について提案

有り得ない「返り点」について。

(01)
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ID非公開さん2017/6/2822:54:10
漢文の返り点の打ち方なのですが、5文字で13542の順で読めるようにするにはどうすれば良いのでしょうか?
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kiebine2007さん 2017/6/2918:39:25
そんな語順は存在しません。これでは、1、3が動詞で、2が両方の目的語のようになり、さらに54という組み合わせの得体の知れないものがあり、動詞とも目的語とも何とも正体不明。こんな漢文はありえない。漢文どころか、世界中どこの言語を見てもあり得ない語順だろう。
然るに、
(02)
① 我読書=我、書を読む。
① 132
① 常読書=常に書を読む。
① 132

である。
従って、
(02)により、
(03)
① 13
であれば、
① 1 は、「主語」か、
① 1 は、「副詞」の、「いづれか」である。
然るに、
(04)
① 我文読書怪=我、怪文書を読む。
① 13542
のやうな「語順の漢文」は、有り得ない。
従って、
(03)(04)により、
(05)
「1、3が動詞で、2が両方の目的語のようになり」といふ「部分」が、私には、よく分からないものの、
① 1 3 5 4 2。
のやうな「順番」に対しては、「返り点」が、付けられない。といふことに関しては、kiebine2007さんの「回答」は、「正しい」。
(06)
(α)「上(左)から下(右)へ、読む」場合に、「返り点」は、付か
(β)「下(右)から上(左)へ、読む」場合に、「返り点」は、付く。
従って、
(06)により、
(07)
① 1 3 * # 2。
に於いて、
①         * #
に対して、「返り点」が付いてゐない場合は、
① 1→*→#→2→3。
といふ「順番」で、読むことになる。
然るに、
(08)
① 1→*→#→2→3。
といふ「順番」で、読むのであれば、
1=1
3=5
*=2
#=3
2=4
といふ「順番」で、読むことになり、その場合の、「返り点」は、
1=1
3=5=二
*=2
#=3
2=4=一
に於ける、
①   二     一
といふ「一二点」が、「それ」である。
従って、
(09)
① 1 3 * # 2。
といふ「それ」を、
① 1→2→3→#→*。
といふ「順番」で読もうとするならば、
① 1 3 * # 2。
に付く「返り点」は、
①     二 四 三 一
でなければ、ならない。
然るに、
(10)
①     二 四 三 一
であれば、
①   二 → 三
を含んでゐるため、
①     二 四 三 一
といふ「それ」は、
(α)「上(左)から下(右)へ、読む」場合に、「返り点」は、付かない
といふことと、「矛盾」する。
従って、
(04)(10)により、
(11)
ヤフー!知恵袋で、
ID非公開さん2017/6/2822:54:10
が「質問した、
① 1 3 5 4 2。
といふ「順番」に対しては、「返り点」を、付けることが、出来ない
然るに、
(12)
① 1 3 5 4 2。
であれば、
①   3<5>4>2
であって、尚且つ、
①   3-2=1
である。
従って、
(12)により、
(13)
① 3<5>2
② 3<4>2
のやうな「順番」、すなはち、
③ M<N>M-1(NとMは、正の整数)
といふ「順番」を含む所の、「順番」に対しては、「返り点」を、付けることが、出来ない。
然るに、
(14)
① 1 3(4〔2)〕。
に於いて、
① 3( )⇒( )3
① 4〔 〕⇒〔 〕4
といふ「移動」を行ふと、
① 1 3(4〔2)〕⇒
① 1 (〔2)3〕4=
① 1 2 3 4。
(15)
② 1 3(5[4〔2)〕]。
に於いて、
② 3( )⇒( )3
② 5[ ]⇒[ ]5
② 4〔 〕⇒〔 〕4
といふ「移動」を行ふと、
② 1 3(5[4〔2)〕]⇒
② 1 ([〔2)3〕4]5=
② 1 2 3 4 5。
然るに、
(16)
① 1 3(4〔2)〕。
② 1 3(5[4〔2)〕]。
に於ける、
①    (  )〕
②    ( [ 〔 )〕]
といふ「それ」は、「括弧」ではない
従って、
(11)~(16)により、
(17)
① 1 3<4>2。
② 1 3<5>4>2。
のやうな「順番」、すなはち、
③ M<N>M-1(NとMは、正の整数)
のやうな「順番」を含む「順番」に対しては、「返り点・括弧」を、付けることが、出来ない
従って、
(18)
③ M<N>M-1(NとMは、正の整数)
のやうな「順番」を含まない「順番」に対しては、「返り点・括弧」を、付けることが、出来る。
然るに、
(19)
④ 55〈49{3(1 2)33[5(4)8(6 7)10(9)11 12 23〔15(13 14)17(16)18 19 20 22(21)〕25(24)29〔28(26 27)〕32(30 31)]36(34 35)48[40(37 38 39)43

〔42(41)〕47〔46(44 45)〕]}54〔53(50 51 52)〕〉
従って、
(17)(18)(19)により、
(20)
例へば、
④ 55 49 3 1 2 33 5 4 8 6 7 10 9 11 12 23 15 13 14 17 16 18 19 20 22 21 25 24 29 28 26 27 32 30 31 36 34 35 48 40 37 38 39 43 42 

41 47 46 44 45 54 53 50 51 52。
といふ「順番」は、
③ M<N>M-1(NとMは、正の整数)
のやうな「順番」を、含んではゐない。が故に、「返り点・括弧」を、付けることが出来る。
然るに、
(21)
(α)「上(左)から下(右)へ、読む」場合に、「返り点」は、付か
(β)「下(右)から上(左)へ、読む」場合に、「返り点」は、付く。
といふことから、
④ 55 49 3 1 2 33 5 4 8 6 7 10 9 11 12 23 15 13 14 17 16 18 19 20 22 21 25 24 29 28 26 27 32 30 31 36 34 35 48 40 37 38 39 43 42 

41 47 46 44 45 54 53 50 51 52。
といふ「順番」に於いて、
④「返り点」が付かない「数」を、「α」で「置き換へ」ると、次のやうになる。
④ 55 49 3 α 2 33 5 4 8 α 7 10 9   α   α 23 15   α 14 17 16   α   α   α 22 21 25 24 29 28  α 27 32   α 31 36   α 35 48 40   α   α 39 43 42
41 47 46   α 45 54 53   α   α 52。
然るに、
(22)
④ 55 49 3 α 2 33 5 4 8 α 7 10 9   α   α 23 15   α 14 17 16   α   α   α 22 21 25 24 29 28  α 27 32   α 31 36   α 35 48 40   α   α 39 43 42
 41 47 46   α 45 54 53   α   α 52。
から、「α」を「除く」と、次のやうになる。
④ 55 49 3 2 33 5 4 8 7 10 9 23 15 14 17 16 22 21 25 24 29 28 27
32 31 36 35 48 40 39 43 42 41 47 46 45 54 53 52。
然るに、
(23)
④ 55 49 3 2 33 5 4 8 7 10 9 23 15 14 17 16 22 21 25 24 29 28 27
32 31 36 35 48 40 39 43 42 41 47 46 45 54 53 52。
といふ「順番」に対して、改めて、「1から39迄」の「数」を「付け直す」と、次のやうになる。
⑤ 39 35 2 1 23 4 3 6 5 8 7 15 10 9 12 11 14 13 17 16 20 19 18 22 21 25 24 34 27 26 30 29 28 33 32 31 38 37 36。
然るに、
(24)
⑤ 39 35 2 1 23 4 3 6 5 8 7 15 10 9 12 11 14 13 17 16 20 19 18 22 21 25 24 34 27 26 30 29 28 33 32 31 38 37 36。
に対する「括弧」は、当然、
④ 55〈49{3(1 2)33[5(4)8(6 7)10(9)11 12 23〔15(13 14)17(16)18 19 20 22(21)〕25(24)29〔28(26 27)〕32(30 31)]36(34 35)48[40(37 38 39)43〔42(41)〕47〔46(44 45)〕]}54〔53(50 51 52)〕〉。
と「同じく」、
⑤ 39〈35{2(1)23[4(3)6(5)8(7)15〔10(9)12(11)14(13)〕17(16)20〔19(18)〕
22(21)]25(24)34[27(26)30〔29(28)〕33〔32(31)〕]}38〔37(36)〕〉。
である。
従って、
(25)
④ 〈{( )[( )( )( )〔( )( )( )〕( )〔( )〕( )]( )[( )〔( )〕〔( )〕]}〔( )〕〉
⑤ 〈{( )[( )( )( )〔( )( )( )〕( )〔( )〕( )]( )[( )〔( )〕〔( )〕]}〔( )〕〉
といふ「一つの括弧」は、少なくとも
④ 55 49 3 1 2 33 5 4 8 6 7 10 9 11 12 23 15 13 14 17 16 18 19 20 22 21 25 24 29 28 26 27 32 30 31 36 34 35 48 40 37 38 39 43 42
41 47 46 44 45 54 53 50 51 52。
⑤ 39 35 2 1 23 4 3 6 5 8 7 15 10 9 12 11 14 13 17 16 20 19 18 22 21 25 24 34 27 26 30 29 28 33 32 31 38 37 36。
といふ「二つの順番」を、
④ 1から55までの、「昇べき順番」に、「並び替へ(ソートす)」ることが、出来、
④ 1から39までの、「昇べき順番」に、「並び替へ(ソートす)」ることが、出来る。
(26)
「学校」で習ふ所の、
(Ⅰ)レ 一レ 上レ 甲レ 天レ
(Ⅱ)一 二 三 四 五 ・ ・ ・ ・ ・
(Ⅲ)上 中 下
(Ⅳ)甲 乙 丙 丁 戊 己 庚 辛 壬 癸
(Ⅴ)天 地 人
であれば、
④の場合に、「返り点」が、「足りなく」なるため、その場合は、
(Ⅰ)レ 一レ 上レ 甲レ 天レ
(Ⅱ)一 二 三 四 五 ・ ・ ・ ・ ・
(Ⅲ)上 中 下
(Ⅳ)甲 乙 丙 丁 戊 己 庚 辛 壬 癸
(Ⅴ)天 地 人
ではなく、「暫定的」に、
(Ⅰ)レ 一レ 上レ 甲レ 天レ 元レ
(Ⅱ)一 二 三 四 五 ・ ・ ・ ・ ・
(Ⅲ)上 中 下
(Ⅳ)天 地 人
(Ⅴ)甲 乙 丙 丁 戊 己 庚 辛 壬 癸
(Ⅵ)元 亨 利 貞
であると、する。
従って、
(25)(26)により、
(27)
④ 55 49 3 1 2 33 5 4 8 6 7 10 9 11 12 23 15 13 14 17 16 18 19 20 22 21 25 24 29 28 26 27 32 30 31 36 34 35 48 40 37 38 39 43
42 41 47 46 44 45 54 53 50 51 52。
⑤ 39 35 2 1 23 4 3 6 5 8 7 15 10 9 12 11 14 13 17 16 20 19 18 22 21 25 24 34 27 26 30 29 28 33 32 31 38 37 36。
に対する、「返り点」は、それぞれ、
④ 貞 戊 二 一 人 レ 二 一 レ 下 二 一 レ 上レ レ レ 二 一 地 天 二 一 丁 二 一 レ レ 丙レ 乙 甲  利レ 享 元
⑤ 地  丙 レ 下 レ レ レ 二 レ レ 一レ レ レ レ 上レ レ 乙 レ レ レ 甲レ レ 天レ レ
である。
cf.
55貞 
従って、
(27)により、
(28)
④ 〈{( )[( )( )( )〔( )( )( )〕( )〔( )〕( )]( )[( )〔( )〕〔( )〕]}〔( )〕〉
⑤ 〈{( )[( )( )( )〔( )( )( )〕( )〔( )〕( )]( )[( )〔( )〕〔( )〕]}〔( )〕〉
といふ「一つの括弧」は、少なくとも
④ 貞 戊 二 一 人 レ 二 一 レ 下 二 一 レ 上レ レ レ 二 一 地 天 二 一 丁 二 一 レ レ 丙レ 乙 甲 

利レ 享 元
⑤ 地  丙 レ 下 レ レ レ 二 レ レ 一レ レ レ レ 上レ レ 乙 レ レ レ 甲レ レ 天レ レ
といふ「二つの返り点」に、「対応」する。
然るに、
(29)
④ 貞 戊 二 一 人 レ 二 一 レ 下 二 一 レ 上レ レ レ 二 一 地 天 二 一 丁 二 一 レ レ 丙レ 乙 甲 

利レ 享 元
に於ける、
④ レ 上レ 丙レ 利レ
を、「他の返り点」に、「置き換へ」ると、
④ 貞 戊 二 一 人 二 一 二 一 二 一 下 二 一 二 一 中 上 二 一 三 二 一 地 天 二 一 丁 二 一 三 二 一 丙 乙 甲 利 享 元
といふ「返り点」に、変はる。
然るに、
(30) 
④  貞〈戊 {二(一) 人[二(一)二(一)二(一) 下〔 二(一) 二( 一) 中( 上)〕 二( 一) 三〔 二( 一)〕
 地( 天)] 二( 一) 丁[ 二( 一) 三〔 二( 一)〕 丙〔 乙( 甲)〕]} 利〔 享( 元)〕〉。
⑤ 39〈35{2(1)23[4(3)6(5)8(7)15〔10(9)12(11)14(13)〕17(16)20〔19(18)〕
22(21)]25(24)34[27(26)30〔29(28)〕33〔32(31)〕]}38〔37(36)〕〉。
従って、
(30)により、
(31)
④ 貞 戊 二 一 人 二 一 二 一 二 一 下 二 一 二 一 中 上 二 一 三 二 一 地 天 二 一 丁 二 一 三 二 一 丙 乙 甲 利 享 元
といふ「返り点」は、
⑤ 39 35 2 1 23 4 3 6 5 8 7 15 10 9 12 11 14 13 17 16 20 19 18 22 21 25 24 34 27 26 30 29 28 33 32 31 38 37 36。
といふ「順番」を、表してゐる。
従って、
(27)(31)により、
(32)
⑤ 地  丙 レ 下 レ レ レ 二 レ レ 一レ レ レ レ 上レ レ 乙 レ レ レ 甲レ レ 天レ レ
といふ「返り点」は、
④ 貞 戊 二 一 人 二 一 二 一 二 一 下 二 一 二 一 中 上 二 一 三 二 一 地 天 二 一 丁 二 一 三 二 一 丙 乙 甲 利 享 元
といふ「返り点」に、「置き換へる」ことが、出来る。
従って、
(26)(32)により、
(33)
(Ⅰ)レ 一レ 上レ 甲レ 天レ 元レ
(Ⅱ)一 二 三 四 五 ・ ・ ・ ・ ・
(Ⅲ)上 中 下
(Ⅳ)天 地 人
(Ⅴ)甲 乙 丙 丁 戊 己 庚 辛 壬 癸
(Ⅵ)元 亨 利 貞
に於いて、
(Ⅲ)上 中 下
(Ⅳ)天 地 人
に於いて、「不足」が生じない限り、
(Ⅰ)レ 一レ 上レ 甲レ 天レ 元レ
といふ「レ点」は、「不要」である。
従って、
(34)
「学校」で習ふ所の、
(Ⅰ)レ 一レ 上レ 甲レ 天レ
(Ⅱ)一 二 三 四 五 ・ ・ ・ ・ ・
(Ⅲ)上 中 下
(Ⅳ)甲 乙 丙 丁 戊 己 庚 辛 壬 癸
(Ⅴ)天 地 人
といふ「返り点」であっても、
(Ⅲ)上 中 下
(Ⅴ)天 地 人
に於いて、「不足」が生じない限り、
(Ⅰ)レ 一レ 上レ 甲レ 天レ
といふ「レ点」は、「不要」である。
(35)
漢文の返り点の打ち方なのですが、5文字で13542の順で読めるようにするにはどうすれば良いのでしょうか?
といふ「質問」された、「ID非公開さん」は、「返り点」の学習を、「始めたばかり」なのでせう。
然るに、
(36)
「これならわかる返り点―入門から応用まで― (新典社新書)2009/1/8、古田島 洋介」を含めて、
① 1 3<4>2。
② 1 3<5>4>2。
のやうな「順番」、すなはち、
③ M<N>M-1(NとMは、正の整数)
のやうな「順番」を含む「順番」に対しては、「返り点」を、付けることが、出来ない。
といふ点に、「言及」してゐる、「書籍」は、私が知る限りは、「皆無」である。
従って、
(35)(36)により、
(37)
「返り点」の「勉強」を始めるに当っては、「どのやうな順番であっても、返り点を付けることが、出来るわけではない。」といふことを、
「一番最初に、知るべき」である

平成29年07月14日、毛利太。
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